翻訳と辞書
Words near each other
・ 中村歌七
・ 中村歌之助
・ 中村歌六
・ 中村歌六 (3代目)
・ 中村歌六 (4代目)
・ 中村歌六 (5代目)
・ 中村歌六 (初代)
・ 中村歌右衛門
・ 中村歌右衛門 (3代目)
・ 中村歌右衛門 (4代目)
中村歌右衛門 (5代目)
・ 中村歌右衛門 (6代目)
・ 中村歌右衛門 (初代)
・ 中村歌昇
・ 中村歌昇 (2代目)
・ 中村歌昇 (3代目)
・ 中村歌昇 (4代目)
・ 中村歌枝
・ 中村歌門
・ 中村正


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

中村歌右衛門 (5代目) : ミニ英和和英辞書
中村歌右衛門 (5代目)[ごだいめ なかむら うたえもん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [なか]
 【名詞】 1. inside 2. middle 3. among 
: [むら]
 【名詞】 1. village 
: [うた]
 【名詞】 1. song 2. poetry 
: [みぎ]
 【名詞】 1. (1) right hand side 2. (2) above 3. afore-mentioned 4. foregoing 5. forgoing 
: [もん]
  1. (n,n-suf) (1) gate 2. (2) counter for cannons 
: [よ, しろ]
 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation 
: [め, もく]
 【名詞】 1. (1) item 2. division 3. class 4. (2) piece (in Go)

中村歌右衛門 (5代目) : ウィキペディア日本語版
中村歌右衛門 (5代目)[ごだいめ なかむら うたえもん]

五代目 中村 歌右衛門(ごだいめ なかむら うたえもん、1866年2月14日慶応元年12月29日) - 1940年昭和15年)9月12日)は、明治から大正、戦前昭和にかけて活躍した歌舞伎役者。屋号成駒屋定紋祇園守、替紋は裏梅俳名に魁玉・梅玉・梅苔。 大向うからは大成駒屋(おおなりこまや)の掛け声がかかった。本名は中村 榮太郎(なかむら ひでたろう)。
== 来歴 ==
幕府の金座役人の子として江戸本所請地に生まれる。1875年(明治8年)四代目中村芝翫の養子となり、初代中村兒太郎として2年後甲府三井座『伊勢音頭恋寝刃』(伊勢音頭)の油屋息子で初舞台。1881年(明治14年)『須磨都源平躑躅』(扇屋熊谷)の桂子で四代目中村福助を襲名。生まれついての美貌と品のある芸風で東京・大阪で人気を集め、新進気鋭の若手として注目される。1884年(明治17年)『助六所縁江戸桜』では三浦屋揚巻に抜擢され、九代目市川團十郎の助六の相方をつとめる。以後、團十郎や五代目尾上菊五郎の相方を務める。1887年(明治20年)には井上馨邸で行われた天覧歌舞伎もつとめ、歌舞伎の次世代を担う旗手としての存在を確立する。この頃はすでに鉛毒(後述)を発症して不自由な体に苦しめられていたが、程なく演技力で補うことに成功する。
1901年(明治34年)5月『六歌仙容彩』(六歌仙)の小町、『楼門五三桐』(山門)の石川五右衛門などで五代目中村芝翫を襲名。1904年(明治37年)3月、東京座で坪内逍遥作の『桐一葉』が初演された際には淀君をつとめて大評判となり、これが終生の当り役のひとつとなる。

1911年(明治44年)11月、歌舞伎座『京鹿子娘道成寺』の白拍子花子ほかで五代目中村歌右衛門を襲名。
以後、歌右衛門は十五代目市村羽左衛門十一代目片岡仁左衛門とともに「三衛門」と呼ばれ、團菊左亡きあとの歌舞伎を支えた。また歌舞伎座幹部技芸委員長の要職も勤め、歌舞伎伝統芸能の発展と向上に尽力した。後には東京俳優組合の発足に寄与、これが大日本俳優協会に発展し、五代目はその初代会長をつとめている。
1931年(昭和6年)10月の歌舞伎座で鴈治郎と舞台を共にした『山門』の五右衛門が、東西成駒屋の火花を散らす舞台として有名。また、晩年の1936年(昭和11年)11月歌舞伎座で行われた「三代目中村歌右衛門百年祭」には東西の大看板が集まり、五代目は『日招きの清盛』で総勢90名の役者の真ん中に王者のように座して清盛をつとめたが、その立派さは後世の語り草となった(近年その舞台を収録したフィルムが発見されている)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「中村歌右衛門 (5代目)」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.